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中古物件を購入する際のチェックポイント
新築に比べて価格が抑えられる「中古物件」。ですが、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためには、購入前のチェックが非常に重要です。今回は、中古物件を購入する際に必ず確認しておきたいポイントをご紹介します。
1. 建物の状態(外観・内装・構造)
- 外壁・屋根の劣化:ヒビ割れ、塗装の剥がれ、サビなどがないか確認。
- 室内の状態:クロスの剥がれ、床のきしみ、カビ臭、シミなどの有無をチェック。
- 構造のチェック:築年数に加えて、耐震基準(1981年6月以前の物件は旧耐震基準)も確認することが大切。
2. 設備の劣化・使用年数
- キッチン、バス、トイレ、給湯器などの水回り設備は、交換時期が近づいているかもしれません。
- エアコンや照明などの付帯設備が残されている場合、その動作確認も忘れずに。
3. リフォーム・修繕の履歴
- 過去にどのような修繕・リフォームが行われたかを確認。
- 修繕履歴がある場合は、内容と時期、施工会社もチェックしておくと安心です。
4. 周辺環境・生活利便性
- 駅やスーパー、病院、学校までの距離や利便性。
- 日当たり、騒音、近隣住民の雰囲気なども現地で確認するのがベスト。
- 朝・昼・夜で環境が変わることもあるため、時間帯をずらして複数回見学するのもおすすめです。
5. 管理状況(マンションの場合)
- 管理費・修繕積立金の金額とその使われ方。
- 管理組合がしっかり機能しているか、管理会社の評判などもチェック。
- 大規模修繕の予定がある場合は時期や費用の確認を。
6. 境界・土地に関する問題(戸建ての場合)
- 境界標がしっかり明示されているか。
- 土地の形状や傾斜、接道状況(道路の幅や種類)など、建て替えの可否にも関わるポイントは要チェック。
7. 法的・登記的な問題
- 登記簿謄本で所有者、抵当権、用途地域などを確認。
- 瑕疵担保責任の有無や契約不適合責任の範囲についても事前に確認しておくと安心。
最後に
中古物件は「実物を見て選べる」「立地条件の良いエリアにも手が届く」といった魅力がありますが、購入前のチェックがとても重要です。ご自身だけで判断が難しい場合は、信頼できる専門家(不動産業者・建築士など)と一緒に物件を見て判断することをおすすめします。
気になる物件があれば、お気軽にご相談ください!