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よく聞く、保証会社ってナニ!?

不動産の保証会社とは、賃貸借契約において借主が家賃を滞納した場合に、貸主(大家さんや管理会社)に代わって家賃を立て替える会社のことです。保証会社を利用することで、貸主は家賃の未払いリスクを軽減でき、借主は連帯保証人を立てる必要がない場合が多くなります。

保証会社の仕組み

  1. 借主が保証会社と契約
    • 賃貸契約時に、保証会社と別途契約を結び、保証料を支払う。
    • 保証料は初回契約時に数万円(家賃の50%〜100%程度)+年間更新料がかかる場合が多い。
  2. 家賃滞納時の対応
    • 借主が家賃を滞納した場合、保証会社が貸主に家賃を立て替える。
    • その後、保証会社は借主に対して立て替えた金額を請求し、支払いを求める。
  3. 保証会社の種類
    • 信販系保証会社(例:オリコ、ジャックスなど)
      → クレジットカード会社が運営し、審査が厳しめ。
    • 独立系保証会社(例:全保連、日本セーフティーなど)
      → 不動産専業の保証会社で、審査が比較的柔軟。
    • 家主系保証会社(例:大東建託パートナーズなど)
      → 大手不動産会社が運営し、系列の物件での利用が主流。

保証会社のメリット・デメリット

貸主側

メリット

  • 家賃未払いリスクが減る
  • 滞納時の督促業務を保証会社が行う

デメリット

  • 借主が審査に落ちると契約できない
  • 物件によっては保証会社利用が必須で、選択肢が限られる

借主側

メリット

  • 連帯保証人が不要な場合が多い
  • 審査が比較的通りやすいケースもある

デメリット

  • 初回保証料や更新料がかかる
  • 滞納すると保証会社から厳しく取り立てられる

保証会社の利用は物件ごとに異なるので、契約時に必ず確認しましょう!