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三角屋根の危険性や注意点
北海道の冬における三角屋根の主な危険性
① 落雪事故のリスクが高い
三角屋根は勾配がある分、
雪が一気に滑り落ちるのが最大の特徴。
- 人や車に直撃する危険
- 玄関・通路・駐車場が一瞬で埋まる
- エアコン室外機・灯油タンクの破損
特に
👉 気温が−2℃〜+2℃を行き来する時期
👉 日中に日が当たる南面
は要注意です。
② 軒先・雨どいの破損
落雪時の衝撃で
- 雨どいの変形・脱落
- 軒天の破損
- 外壁材の割れ
が起きやすい。
雪庇(せっぴ)ができると、一気に壊れるケースも多いです。
③ 屋根雪は減っても「下」が危険
「三角屋根=雪下ろし不要」と思われがちですが、
- 屋根の雪は落ちる
→ 敷地内に雪が集中
→ 排雪・除雪が追いつかない
結果、
- 出入口が使えない
- 消防・救急動線が塞がる
なんてことも。
④ 隣地・道路への越境落雪
札幌あるあるですが、
- 落雪が隣地に入る
- 歩道に落ちて事故リスク
- クレーム・損害賠償問題に発展
所有者責任が問われやすいポイントです。
注意点(所有者・管理者として)
● 落雪方向の把握
まずはこれ。
- どの面に落ちるか
- 隣地・道路・駐車場に向いていないか
- 人の動線と重なっていないか
図面+現地で必ず確認。
● 雪止めが「付いているか」より「効いているか」
古い物件だと
- 雪止めが小さい
- 数が足りない
- 金属屋根に対して性能不足
というケースが多い。
見た目だけで安心しないのが大事。
● 管理契約・重要事項での説明
賃貸・売買では
- 落雪の可能性
- 冬季の立入禁止箇所
- 除雪・排雪の責任範囲
を事前に明確にしておくのがトラブル防止になります。
現時点(今すぐ)できる対策
① 落雪エリアへの立入制限
即効性あり。
- コーン設置
- ロープ・簡易フェンス
- 「落雪注意」表示
これだけでも事故責任の軽減につながります。
② 玄関・通路の仮設雪よけ
- 簡易庇
- コンパネ+単管での雪よけ
- 市販の落雪防止ネット(短期)
「今冬だけ」の応急対応として有効。
③ 雪庇・軒先の早期除去
屋根全面ではなく、
- 軒先
- 雪庇だけ
を専門業者に依頼するのはアリ。
費用も抑えられ、事故防止効果は高いです。
④ 看板・掲示での注意喚起
賃貸や来客がある物件なら特に重要。
- 「落雪注意」
- 「軒下立入禁止」
- 「夜間・気温上昇時注意」
貼ってあるか無いかで責任の重さが変わることも。
将来的に検討したい対策(参考)
- 高性能雪止めへの交換
- 落雪しない方向への屋根改修
- 無落雪屋根への変更(築年数次第)
※北海道では無落雪屋根の方が管理は圧倒的に楽です。