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北海道の除雪事情
一般的な目安(北海道の多くの自治体)
✅ 新雪で 10cm前後
- 幹線道路・主要生活道路では
一晩で10cm程度の降雪があると、早朝までに除雪が入るケースが多いです。
✅ 15cm以上
- ほぼ確実に除雪対象
- 深夜~早朝に出動し、通勤・通学時間までに1回目の除雪を行う運用が一般的。
道路の種類別の違い
① 国道
- 国(開発局)が管理
- 交通量重視で、降雪量が少なくても早めに除雪
- 吹き溜まり・視界不良があれば即対応することも
② 道道・市町村道(生活道路)
- 降雪10~15cmが一つの基準
- 住宅街の細い道路は
→ 幹線道路後、時間差で除雪
③ 私道・位置指定道路
- 原則 除雪対象外
- 町内会・所有者対応が多い
(※これ、不動産実務ではよくトラブルになりますよね)
「降雪量」以外に重視されるポイント
- 朝夕の通勤・通学時間帯
- バス路線・救急路線かどうか
- 気温(踏み固められる前に除雪できるか)
- 吹き溜まり・強風(降雪量が少なくても除雪あり)
👉 「積雪○cm」より「交通への支障」重視です。
札幌市など都市部の例(傾向)
- 新雪 10cm前後 → 出動判断
- 一晩で 15cm以上 → ほぼ確実
- 住宅街は「翌日昼~夕方」になることも多い
不動産実務的な補足(重要)
賃貸・売買の説明では
- 「公道だが、住宅街は除雪が遅れることがある」
- 「位置指定道路・私道は原則除雪対象外」
この一言を入れるかどうかで、冬のクレーム率が全然違います。