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【売却活動中にしてはいけない5つのこと】

不動産を売却する際は、価格や条件の設定だけでなく、売主様ご自身の対応や行動も、成約スピードや価格に大きな影響を与えます。今回は、売却活動中にしてはいけない5つのポイントをご紹介します。

情報を隠す・誤魔化す
過去のリフォーム履歴や、近隣とのトラブル、雨漏り・シロアリなどの瑕疵(かし)を隠してしまうと、後にトラブルになる可能性があります。買主が信頼できると感じることが、安心して購入を決断できる鍵です。正確な情報開示を心がけましょう。

相場を無視した強気な価格設定
想い入れがある物件ほど「この価格で売りたい」と希望が強くなりますが、相場よりも高すぎる価格設定は、アクセス数や問い合わせが減少し、売却までの期間が長引く要因になります。結果として値下げを重ねることになり、適正価格を下回ってしまうケースも少なくありません。

内見の対応を後回しにする・拒否する
買主にとって、内見のタイミングは「この家を買おうか決断する」大事なチャンスです。内見の予定を断ったり、急な案内を極端に嫌がると、せっかくの購入機会を逃してしまう恐れがあります。柔軟な対応が早期売却につながります。

生活感が出すぎている状態での内見
日常のままの状態で内見を迎えてしまうと、室内が散らかっていたり、ペットやたばこのにおいが残っていたりして、印象が悪くなりがちです。できるだけ室内を整理整頓し、清潔感を出すことで、第一印象が良くなります。

不動産会社を頻繁に変える
短期間で複数の業者を切り替えてしまうと、販売履歴がネット上に多く残ってしまい、買主に「売れ残り物件では?」という印象を与えるリスクがあります。信頼できる担当者とよく相談し、継続的な売却戦略を立てていくことが大切です。


売却活動は、ただ物件を出すだけではなく、売主様の姿勢や行動も結果を大きく左右します。「買いたい」と思ってもらえる環境づくりと、信頼される対応を心がけることで、よりスムーズな売却につながります。